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2007年4月 2日

Final Four総括

今日、Florida-Ohio Stateの決勝があり、見事にFloridaが2年連続の優勝という偉業を成し遂げました。今思うと、最初から最後までFloridaがどのチームよりも抜きん出ていたことがよく分かります。チームとしての完成度、能力の高さ、バランス、情熱、インテンシティ・レベル、どの要素も満遍なく満たされていたと思います。

例年と比べると、オデンやヒュバート、ノア、ホルファードなどの強固なインサイド、そしてそれに呼応する能力の高いアウトサイド・プレーヤー達で構成された、比較的タレントの揃ったメンツが残ったファイナル4でした。その中で、UCLAは小さいながらもそのトレードマークのディフェンスでここまで勝ち上がれたのは賞賛に値すると思います。2年連続でFloridaに敗退したことと、アレン・アファロの不本意なシーズンの終わり方には悔いが残りますが、今夏のドラフトエントリーの動向が非常に注目されます。またサマーリーグも盛り上がりそうなので、随時フォローしていこうと思います。

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2007年3月26日

Sweet16〜Elite8

いや〜、それにしてもどの試合も面白い。ほとんどの試合が1桁台の僅差、またオーバー・タイムの多い試合でした。とにかく観る試合が多くて、総評するのにはなかなか時間がなく、ブログの更新も滞っています。スマセン。。。

さて、今回のトーナメントで「妙」なことと言えば、ほとんど上位シードが残る結果、アップセットが少ないということです。僅差の試合が多いということで、力の差はほんと紙一重なんだと思いますが、やはり経験やメンタル、「自力に勝る」ということがあるのかもしれないです。

印象的な試合は多いのですが、経験ということをあげれば、Floridaの後半の試合運び、強さ、バランスの良さが目立ちます。特にOregon戦いは相手に50%近いフィールドゴール率を許しながら、勝利できたのは、インサイドの強さ、リバウンドの相対的な数の多さ、バランスの良さが抜きんでいたと思います。

そして、準決勝でこのFloridaと対戦することとなったUCLA、ここも取り柄のディフェンスでPittsuburgh, Kansasという強豪の攻撃力を無にしました。Kansas戦いは今大会で最も気に入っている試合です。もの凄い攻防でした。UCLAのお株のポストのダブル、ピックアンドロールのヘッジング、ローテーション、そしてArran Afflaloの爆発、素晴らしかったです。Floridaに対して借りを返すことができるのか、注目の来週末となりそうです。

反対のシードは共に強大なビッグマンを要するOhio StateのGeorgetown勝負です。共に似てるチームゆえに、どこで差が出るのかとても興味深いですね。アップテンポに固執していたNorth Carolinaが敗られたことで、またバスケットボールのスタイル、どうすれば勝てるのか?ということに対していろいろなヒントが与えられた気がします。

2007年3月18日

1st Round〜2nd Round総評

木曜日から始まった全米の最大カレッジスポーツイベント、March Madness(3月の狂気)の1st Round, 2nd Roundが今日終わった。Sweet16への出場権を得た16チームが木曜日にElite8へと絞られる。

物理的に全試合をチェックできていないが、例年に比べるとアップセット(番狂わせ)が少なく、ハイ・シード校が勝ち残る展開となっている。シード1、2校の中で敗退したのはWisconsinのみで、まだ波乱がある大会にはなっていない。

1st Round

DukeがVCUに敗退する波乱はあったものの、比較的予想通りの展開だった1st Round。興味深かったのは、LouisvilleとVCUの40分を通したゾーンプレス。Louisvilleの場合、ダブル7フッターのロペス兄弟に対して、ハーフコートオフェンスでまともにあたると不利と感じたのか、40分間のオールコートプレスで全くStanfordに対して試合をさせなかった。ガードの弱さをついた見事な戦術だったと思う。VCUの場合、それほどプレスが成功していなかったような感じがしたが(実際は幾度かターンオーバを誘っている)、Dukeのガード陣をフィジカル以上にメンタル面で疲労させ、結果的に勝利に導いたのだと思う。Dukeの判断力的視野を潰せたことだと思う。

2nd Round

注目は伝統校対決のUCLA-Indianaの試合。前半が20-13という、とてつもないディフェンスの試合となる。確かにオフェンスでのミスや固さも目立った試合ではあったが、UCLAのインテンシティ・レベル(気迫)が前半は顕著に見られた。ホワイトに対する徹底したダブルチーム、ローテーション、そしてトップのピック&ロールを徹底的にダブル、時にはトリプルチームで追い回していたのが記憶に新しい。素晴らしいディフェンスだったと思う。しかしながら、後半はガス欠したのか、点差を詰められ追い付かれてしまった。最後はなんとか勝利できたものの、Indianaのフリースロー成功率の低さに助けられた感じがする。ディフェンスの熾烈さがフリースロー成功率に現れているのかもしれないが。また、USCの快挙もなかなかのものだと思う。以外とバランスのとれた良いチームだ。このラウンドで証明されたのは、点取り屋だけのチーム、デュラントに頼るTexas、タッカーに頼るWisconsinはいずれ負けるということ。そして今日はそれが証明された日であった。