コンフィデンスとメンタル
アメリカに来てからというものの、バスケットボールを語るということが少なくなっている。まあ単純に話し相手が少ないだけということだが、先週末、久々に身の回りでは最もNBAに近かった男、ハワイ大のマイクに話を聞く事ができた。
1つのトピックとしてまとめるには多様で興味深い内容だったため、まとめきれないが、最も気に留ったのは「コンフィデンス」という言葉だった。コンフィデンスとは何か?日本語に訳すと自信である。彼にボールハンドリングの練習方法を聞いていた時に、結局バスケットボールはコンフィデンスだよと言われた。練習ではハンドリングが上手くできるが試合となると失敗する。技術的には申し分ないのに本番では通用しない。また、技術的には大して上手くはないが試合では結果が出ている。これは全てコンフィデンスがあるかないかだと彼は言う。
なるほど、確かにそうかもしれないと考えさせられたのは言うまでも無い。自信の無さがもたらすのは判断の誤りであり、自滅であり、ミスであり、それが悪循環へとつながる。では自信とは何なのか?それは経験であり練習の反復がもたらすことである。個人的な記憶を辿っても、スキルに然程差がなかったことに関して、バスケットをやり始めた当時と10年後では結果が全くことなる。もちろん経験のある10年後の方が良い。
高校の頃の記憶を辿ると、必ずしも何かを成功して褒められるのではなく、失敗すれば叱られるごく日本的な教育方法を受けた記憶がある。これは果たしてプレイヤーに自信を植え付けるのかどうかは疑問である。以前参加したコーチングの講義では、決してプレイヤーを怒ってはいけないという事を強調していた。今現在でもプレイヤーを激しく叱責するコーチはいるが、実際は何かを成功した場合、それを褒めるという行為がプレイヤーの可能性を高めることが事実としてあるようだ。そしてそれがまたプレイヤーの自信につながる。
極めてベタで明らかなことなのかもしれないが、勝てる、成せば成る、できるという気持ちが自信の表れであり、試合に勝つために重要な要素だと言えるのではないだろうか。







